■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■ 【スターメディア通信】 2009.1.31.第31号 T. 土星と冥王星 U. お知らせ @ Placidus 6.0(ソフトウェア)最新情報 A 前号30号の記事訂正 ■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ T. 土星と冥王星 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1781年に天王星、1846年に海王星、1930年に冥王星が発見されました。 天王星が発見される前の占星術の歴史は、数千年とたいへん長いです。古くから、太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星の7つの天体が使われていました。人々は肉眼で天体を観測しましたが、メソポタミアなどでは、この中で土星の動きが最も動きいことを、把握していました。 地球から見た冥王星の運行は、土星よりもはるかに遅いです。 冥王星は、発見されてから太陽系の9番目の惑星に加えられましたが、2006年8月、惑星の定義の変更により小惑星に位置づけられました。冥王星が惑星でも小惑星でも、占星術の鑑定では有効な天体であり、不可欠な存在だということを、私たちはよく知っています。 冥王星は2008年1月下旬にやぎに入り、6月中旬に一旦いてに戻り、11月下旬に再びやぎに入りました。やぎは土星が支配星で、その土星が現在おとめにありますから、2つの天体は同じ 土星は2009年10月末にてんびんに移動し、11月中旬には冥王星とカーディナルサインの中でスクエアを完成します。 ラインホルド・エバーティン(Reinhold Ebertin)はThe Combination of Stellar Influencesの中で、土星、冥王星、土星+冥王星の本質をおおよそ次のようにまとめています。 土星 抑制、集中力 冥王星 摂理、目に見えない力・能力や影響力 土星+冥王星 重労働、虐待 また、土星と冥王星が一緒に影響しあうときは、次のようなことが起こりやすい、としています。 -------------------------------------------------------------------------- + プラスに作用するとき 成功のために激しく奮闘する。巨大なグループや大群衆により成し遂げられる偉業への参加。難しい仕事や隠遁生活の中での念入りで綿密な研究の追求。霊的に、精神的に成長する過程、静かな活動。 - マイナスに作用するとき 単なる利己主義の目的を遂行。勤勉な労働の結果当然与えられるべき成功の獲得を、他の人たちにより妨げられる人。 力を行使する、無理強いする。自滅的なエネルギー。幸運や所有物の損失。 -------------------------------------------------------------------------- + - の両方に共通して見られるものの一つは、人が利己的に力を使っているかどうかです。利己的な生き方をしている間は、霊的な、精神的な成長は得られません。 私たちは同じ時代に、経済問題、戦争、貧困、失業、暴力、詐欺、虐待といった様々な問題を見ています。私たちの中には、この苦しい体験を周囲と同時期に味わっている人たちもいます。 長年の困難な研究をやり遂げ、その結果多くの命を救うに至った研究者が正当に評価された場面や、長年深刻な人種差別問題を抱えている国が長期間に及ぶ選挙戦の末、人種問題の大きな壁を一つ乗り越えた重要な出来事を、私たちはメディアを通じて最近知りました。 土星+冥王星の影響は、その動きから長期間に及ぶ傾向があります。それ故にこれは、日常の生き方の本質を問う組合せともいえるでしょう。利己的に影響力を強めるのか、それとも自分の精神性・霊性を高め生かすか、です。 参考文献:書名: Combination of Stellar Influences 著者:Reinhold Ebertin ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ U. お知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ @ Placidus 6.0(ソフトウェア)最新情報。 この1月末か2月上旬の完成を予定しています。 ルーメン・コーレブは当初、去年11月にPlacidus6.0完成させる予定でしたが、その後、機能を追加しまして、1月上旬も、「頭の中にあるものをどうしてもプログラムに反映させたい、これはとめられない!」ということで、さらにモジュールを追加することになり、現在作業中です。 ルーメンは、Placidus6.0が Placidus3 以降の多くのユーザーの要望にきっと応えるものになるだろう! と、言っています。 英語版のWindows上ではこのソフトウェアのフォントは正常に表示されますが、日本語のWindowsでは、引き続き °についてフォントの表示に問題が生じる可能性があります。 私は、Placidus 6.0にバージョンアップしますので(無論私も購入)、現物が届き次第、機能など諸々お調べして、Webにアップしていきます。 バージョンアップの料金は所持しているバージョンに関係なく一律なので、皆様、ぜひこの機会にお求めください。もちろん新規購入も大歓迎です。 http://www.starmedia.ne.jp/placidus.html 私が日本の販売窓口になることで、お客様が送金する際の送金手数料や手間を私が一人で引き受けることができます。これはルーメン・コーレブにとってもお客様に負担をかけない、という点で安心材料になります、同時に今年特別に忙しいルーメンが、研究に専念できるメリットがあります。 韓国にも一人販売拠点となる人がいます。韓国のお客様は彼にご注文ください。それがお客様にとって一番メリットがあります。詳細は当店の上記ページのPDFファイルをご覧ください。 アジアの他の国のお客様、私たちの中の誰でも構いませんのでお気軽にご注文ください。 A 前号30号の記事訂正 前号で、カルデア人を構成する部族名を引用した際、当方の記載に誤りがありましたので訂正いたします。ご迷惑をおかけいたしました。 (誤)ビート・アムニカ (正)ビート・アムカニ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★☆★ 編集後記 ★☆★ ・先日、サーバーの移設に伴い一時的に当店のサイトにアクセスできない、メールの送受信ができない、などの状況が発生しました。すでにメンテナンスは終了しておりますので改めてこの場でお知らせいたします。 ・1月に木星がみずがめに入りましたが、2月生まれ太陽みずがめの私には今回もあまりご利益がないように見えます。試練を乗り越えろ!という厳しいお達しのようで、正直トホホです(笑)。木星よ・・・たまにはおやつをくれ・・と思いますが、この苦境を乗り越えるべく、人事を尽くして天命を待ちます。 ・27号でJoseph Crane の Astrological Rootsをご紹介したのですが、その時あえて書かなかったことがあります。私はあの本、本当に面白いと思ったのです。今、ちょっと記憶で書くのですが、JosephはZollerにTermはギリシャ方式とエジプト方式のどちら言いか聞いて、古いほうがいいよ、という回答をもらってエジプト方式を試すかどうか、云々・・・と書いていたところがありました。それを読むと、Josephはエジプトのことを意識していることがわかります。 リリーのChristian Astrologyの天体の強さを調べる項目の中にOrientalとOccidentalがあります。Josephは同書の中で、リリーとは逆の定義を書いています。私はJosephはエジプトの考えを元にしているからだと思いました。 読んだ人の中には、Josephは間違ってるんじゃないの?と思う人が出てきてもおかしくはないのですが、私はJoseph本人に真相は聞いてないので彼の真意は知りませんが、Oriental、Occidental以外でも、ヘレニズム期やそれに近い時代の複数の見方の影響を彼が受けているのが面白いと思いました。The Hellenistic Legacy、本書のもう一つの魅力でもあります。 ちなみに、私は数年前より、ホラリーでOriental Occidentalは考慮していません。どれほど調べても、どうしても効果がはっきりと分からないからです。Oriental、Occidentalは肉眼で天体観測をして占うような占星術で考慮された可能性があるので、いつか機会あれば調べてみたいと思います。 ・社会的な面だけでなく、個々のレベルで、様々な変化、苦難が人によってはあろうかと思います。何があろうとも、最善の結果となるよう祈念しています。 ・皆様、どうぞ健やかにお過ごしください。 /_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ◆次号第32号は2009年4月〜5月頃にお届けする予定です。◆ それまでにメールが発行される場合は、臨時増刊号になります。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 このスターメディア通信はお申込みいただいたお客様に対して無料で配信されています。 配信中止、配信アドレスの変更、ご意見・ご要望は、までどうぞ。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 スターメディア通信 2009.1.31.第31号 発行責任者 森谷リリ子 * 著作権はスターメディアにあります。 転載・引用の際は、事前に必ずご連絡ください。 http://www.starmedia.ne.jp/ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 |