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【スターメディア通信】 2012.10.11.第46号
T. ルーカス・ガウリックの手書きの本の翻訳(羅→英)
   1532 Lucas Gauricus' Astrological Manuscript for Ferdinand I
  Three Annual Horoscopes ルーメン・コーレブ訳
U. 占星術通信講座  鑑定に必要な最低限の知識としての初級編
V. ハウスカスプと5度前の扱い
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T. Latin Manuscript Codex Vindobonensis Palatinus 7433
  Three Solar Revolutions and Annual Horoscopes for Ferdinand I
  (羅→英) 訳:ルーメン・コーレブ
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ルーカス・ガウリックの手書きの著書の翻訳を、このほどルーメン・コーレブが出版しました。

これは歴史に残る傑作、貴重書、名著です。歴史的背景が壮大です。

1532 Lucas Gauricus' Astrological Manuscript for Ferdinand I
Three Annual Horoscopes

1532年の春、オスマントルコのスレイマン大帝はウィーン攻略のために大軍を集めていました。そこでボヘミア王、オーストリア大公のフェルディナント1世(Ferdinand I 神聖ローマ皇帝在位:1556年 - 1564年)は、当時のヨーロッパで最も有名な占星術師を呼び出したのです。占星術師の名前は、ルーカス・ガウリック(Lucas Gauricus)でした。

ガウリックが王に、1532年、1533年、1534年の3年間にどのように事が進行していくのか伝えた内容、ガウリックがどのようにそれを予見し、どのような技法、技術を使ったのか、これら全てのことを、ガウリックが手書きでまとめて王に送りました。これが今回翻訳している本です。

このたいへんな価値をもった本は、数世紀の間、誰からも翻訳されることなく、ウィーンの図書館でCodex Vindobonensis Palatinus 7433 のラベルを貼られて保管されていました。

それを、ルーメン・コーレブが探し出し、ついに翻訳しこのほど出版しました。
私たちが生きるこの時代に、こんな名著を探し出し翻訳してくれる天才がいるのです。7月のレジオモンタナスに引き続き、歴史に残る名著です。

詳細は下記ルーメン・コーレブのサイトをご覧ください。
Gauricus, Three Annual Horoscopes for Ferdinand I


ご購入の際は上記リンク先の買い物カゴをご利用ください。
もしスターメディアを通してということであれば、ご要望をお知らせください。
ルーメンに相談して、調整してみます。何か決まれば、お問合せくださった方に返信し、サイトにも決まったことは掲載していきます。

価格は下記をご参照ください。
ソフトカバー:  
Pages: 78,
Figures: 48,
LATIN & ENGLISH

Price: 36 USD + 10 USD postage = 46 USD total

ハードカバー:
Pages: 132,
Figures: 60,
LATIN & ENGLISH
+ the actual Manuscript ++ additional chapters

Price: 56 USD + 12 USD postage = 68 USD total

The hard cover version contains the actual Manuscript in photos (34 pages) plus additional chapters.

当店を経由する場合、日本国内消費税と国内送料が別途かかります。

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U. 占星術通信講座  鑑定に必要な最低限の知識としての初級編
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一枚のホロスコープを読むのに、最低限必要な知識があります。
主要なものとして次のものが挙げられます。

1.ハウス、サイン、天体、天体の影響力(ディグニティやデビリティ)、オーブ、リセプション、ミューチュアルリセプション。

2.アスペクト、接近と分離、プロヒビション、リフラネーション、フラストレーション、トランスレーション、コレクション。

3.プラネタリーアワー、バイアコンバスタ、ノード、ボイド、パートオブフォーチュン、恒星。

ここに書いた1.2.3の知識は、ネイタル、ホラリー、イレクション、マンデン、いずれの鑑定でも必要な基礎知識です。この基礎知識をもって、古典占星術の鑑定のスタートラインに立つといえると思います。

このため、スターメディアでは上記の知識はすべて初級編で扱っています。
初級編で教えるのはもっとも重要な定義の部分です。ホロスコープから切り出した課題や、実際の鑑定事例を通して学んでいきます。

上記の1は初級編 I で学びます。
2.3は、初級編 II です。

この基礎知識は、日常的に繰り返し鑑定を実施する中で理解が深まります。
その結果、より高度な鑑定方法を理解し扱えるようになります。その際は、さらに別の理論を学ぶことになるでしょう。

将来、中級、上級、あるいは、専門講座を開設しようかと考えています。それだけ鑑定方法が多数あるからです。時間はかかるかもしれませんが、相応の物を用意しようと考えています。

上記の基礎を学んだ後は、ネイタル占星術を最初に学ぶのが良いと思います。
古典占星術の理論と技術を、自分自身の体験と出生図で確認できるからです。
それでもホラリーを先に学んでも別に良いと思います。

古典占星術を学んでみたい方、ぜひスターメディアの通信講座をご利用ください。卒業認定書は出していませんが、緊張感は少なく、気軽さがあるのが特徴です。
http://www.starmedia.ne.jp/school.html

通信講座の目的は、受講生が主体的に学ぶことで、自らの知識を深め、広げて、実占力をつけることです。

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V. ハウスカスプと5度前の扱い
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ハウスカスプと5度前の扱い。これは9月に開設した通信講座の名前です。

この講座の目的は、主に次の二つです。
・古典占星術のハウスとサインの違いを徹底的に理解すること。
・ハウスの領域、ハウスカスプ、ハウスカスプ5度前が何かを学ぶこと。

主要な予言技法では、ハウスカスプは重要なポイントです。

日の出時の太陽を想像してください。地平線は第1ハウスカスプそのものです。
地平線から太陽が半分現れたとき、太陽は第1ハウスカスプと完全な合を形成しています。そこに太陽が位置することで、夜から昼に変わるのです。たいへん重要な変化の点です。この重要性は、他のハウスカスプでも同じです。

ハウスカスプ5度前の天体が、そのハウスカスプのハウスに影響を与えることは古くから知られていますが、同時にそのハウスカスプの手前のハウスの終盤の情報を持っています。講座の受講はそれを確認していただく良い機会になる でしょう。

ハウスカスプと5度前の扱いの主な内容

第1章 ハウスとハウスの支配星
  ハウス ハウスとサインを区別すること、他
  例題1、2、3
第2章 ハウスカスプを使う
  レジオモンタナスを使う理由 ハウスカスプと5度前に位置する天体、他
  演習問題
第3章 各ハウスの領域とハウスカスプ5度前
  ハウスの最初の側と終盤の側にどんな情報が含まれているのか

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★☆★ 編集後記 ★☆★
・皆様、いかがお過ごしでしょうか。
10月6日に土星がさそり入りして、変化を感じておられる方がおられるかもしれません。あまり影響を感じない方もおられると思いますが、一つまた生きる舞台の色に変化が出たのだと思います。

・通信講座は現在のところ受講生を募集中です。
 ご利用をお待ちしております。

・ガウリックの本、私は読みますよ。歴史的背景が面白いじゃないですか!

それでは、皆様どうぞ健やかにお過ごしください。
これからもよろしくお願い致します。

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◆次号第47号は2012年12月頃にお届けする予定です。◆
 それまでにメールが発行される場合は、臨時増刊号になります。
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スターメディア通信 2012.10.11.第46号
発行責任者 森谷リリ子
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