書名: 占星術の起源
副書名:  太陽と黄金の古代エジプト
著者(本文・図・表・装丁・編集) :  森谷リリ子(もりやりりこ)
天文データ・星図・占星術フォント: ルーメン・コーレブ(Rumen Kolev)
ISBN: 978-4-9904785-0-6  書籍情報

目次:
はじめに          1
お礼            7
目次            8
年表            14

序章 天体と金属     16
     エジプトの金、メソポタミアの銀   16
     占星術と金属             18

第1章 西洋占星術の基礎     20
     黄道12星座     20
     サイン         20
     サインを北と南で分割する   21
     サインとエレメント   22
     サインと方位      23
     サインと季節      23

     サインと季節の移り変わり   23
          カーディナル フィクスト ミュータブル
     移り変わりの速さ     25
     12サインが表すもの   25
     天体           29
     天体が表すもの    31
     天体とサイン      34
     ハウス          36
     ハウスの強さ      37
     天体とハウス      37
     ハウスが表すもの     37
     第10ハウスの子午線の有無     40
     ホロスコープと東の地平線(アセンダント)   42
     MC IC 天頂 天底
     占星術の記号とヒエログリフ     45
          神官と木星  井戸と金星  太陽  月
          3つのさざ波とみずがめ カーとふたご ネイトといて

第2章 天体の運行と天体観測     49
     天球       49
     地平線      49
     地球の傾き、黄道、南北の回帰線    49
     地球の自転     50
     地球の公転     50
     歳差運動と北極星     52
     春分点の移動        53
     太陽の周期、1年の長さ     56
     占星術のサイドリアル(サイディリアル)とトロピカル   56
     トロピカルの起源は古代エジプト     58

第3章 エジプトの太陽神の位置づけ     59
     太陽と月は目      59
     太陽神を巡る変化   60
     冥界における太陽神の様々な側面と役割   62
     エジプトの神話に登場する重要な神々     62
          オシリス ハトホル トト セト
     メソポタミアの太陽神     65

第4章 古代エジプトの宇宙観と占星術との接点     66
     大地は鉄の円盤     66
     もう一つの宇宙観 天のヌト女神と大地のゲブ神   66
     天体の力が強い場所     67
     方位の4神            69
     カノプス壺と臓器と方位    69
     方位の4神の守護女神    70
          ネイト セルケト イシス ネフティス
     方位の決定と神殿の向き     71
     星辰崇拝     71

第5章 エジプトの気候・風土、シリウス、季節     72
     ナイル川       72
     上流の雨季     73
     シリウスとナイル川の増水季   73
     シリウスのヒライアカル・ライジング(Heliacal rising)   74
     シリウスのヒライアカル・ライジングの位置【年代順】   75
          前8000年/前5000年/前3000年/前1290年
          前30年/後2000年(現代)/後5000年/後12000年
     シリウスの動きを把握する     80
     シリウス・・・大犬座(おおいぬざ)α星     80
     シリウスと赤い星のリスト      80
     シリウスの観測日           81
     歳差運動とシリウスの動き     82
     後4〜5世紀のシリウスを使った占い     83
     古代エジプトの季節     84

第6章 暦、ソティス周期、デカン     85
     太陰暦と月(month)        85
     太陽暦(エジプト暦)        85
     ソティス周期             87
     デカン(decan)(デーカン)    87

第7章 時計、昼と夜の12時間、デカンと時間     90
     古代エジプトの時計     90
     古代エジプトの時間に関する書   90
     12時間の起こり         91
     昼と夜の12時間の長さ     92
     薄明と薄暮の時間       92

第8章 セティ1世の王墓のデカンのリスト     95
     デンデラのハトホル神殿のデカン(プトレマイオス朝)   95
     センムト(セネンムト)の墓の天体図(前1460年頃)    97
     セティ1世の王墓(前1290年)   100
     サフ(Sah)               104
     デカンの名前にあるライオンのヒエログリフ  107
     デカンのリストの22個の升目  109
     デカンとデカン神のリスト     111

第9章 セティ1世の王墓のデカン神     115
     ゲブ バー セクメト イシス ハトホル イムセティ
     ケベフセヌエフ(ケベフセヌフ) ドゥアムテフ ハピ
     ホルス セト ネフティス セベク(ソベク) ホルスとラー
     ホルスとフェネックギツネの皮3枚 イシスとラー

第10章 西洋占星術のデカン、プラネタリーアワー     126
     デカンの顔の変化      126
     デカンとフェイス       127
     曜日の順番          127
     天体の運行速度の順番     128
     プラネタリーアワー      128
     デカネイト(decanate)   133
     サインを3つに分けて天候を見る   134

おわりに        138
参考文献       140
ルーメン・コーレブ(Dr.Rumen Kolev)について   145
索引          146


コラム
1  黄道12星座の登場、星座の歴史     28
2  古代人と惑星              31
3  天頂の太陽               43
4  ギリシャ語による知識の継承     45
5  ヒエログリフ               48
6  夏の薄明と薄暮が冬より長い理由/朝焼けと夕焼け   93
7  36デカンとバビロニアの36の星のグループ         94
8  エジプト最古の天体図の誤情報            99
   5度区分のペンタド(pentad)は存在しない      99
9  2世紀にデカンを使った星占いが存在していた  136
10  ラピスラズリ / トルコ石                137

2010年4月7日掲載
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