天体の動きと合やアスペクトの順番

 質問です。

 今、月がおひつじ1度、金星がてんびん17度30分、木星がてんびん18度にあるとします。月はどの順番でアスペクトを完成させるでしょうか。月、金星、木星は順行で平均速度で移動しているものとします。
回答その1
 月 オポジット 金星
 月 オポジット 木星

回答その2
 月 オポジット 木星
 月 オポジット 金星
 これは問題の条件にある月と金星と木星の平均速度を知っていれば何も参照せずに即答できることです。初級編Iの受講生はテキストを参照すると良いです。初級編Iを受講していない人で平均速度を知らない人は、天文暦(あるいはソフトウェア)を参照して回答します。平均速度を掲載していない天文暦がありますがおおよその値を自分で計算することはできるでしょう。正解は回答その2です。

 占断では、主要な天体が合やアスペクトを実際に完成させる順番が問題になります。物事が起こる順番だからです。

 実占では常に、各天体はその時々でいろんな速度で動いていますから、天文暦(あるいはソフトウェア)は必要になります。

 天文暦は占星術師であれば必携です。現代ではソフトウェアでそれを補う人もいます。天文暦がなぜ必要かですが、これは言うまでもなく、私たち占星術師は天体の動きから地上の事象を読み取るからです。


新規 2013年9月2日16:00


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