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次の1と2は受講生から出された質問です。実際はもっと主張に自信が溢れている文章でしたが、それは割愛しました。さて、皆さんはどのように考えますか。人の質問は、勉強になりますからここで知識を共有しましょう。 1. 日の出時、太陽はアセンダントにあり朝6時です。第4ハウスカスプであるICに太陽が来るときは必ず0時だと決まっています。そう認識してきましたが、これって間違いですか。 2. 季節に関係なくいつも同じ方角の真東から太陽は必ず上昇します。 答え。 1. 間違いです。 日の出の時間を実際に調べましょう。天文台や気象庁のデータでも良いですが、自分が早起きして調べるのが一番です。7月の朝は東京では朝4時台に太陽が地平線上に表れます。12月は6時台です。こんなにも時間に差があります。 2. 間違いです。 日本の場合、日照時間の長い夏場は、太陽は北東よりから上昇します。冬場は日照時間が短いので南東よりから上昇します。夏至の日、太陽は北側に配置するサインの最北端かに0度にあります。冬至の日、太陽は南側に配置するサインの最南端やぎ0度にあります。アセンダントとは地平線と黄道の交点です。 正しい知識を身につけて、古典占星術の技法を理解していきましょう。 新規 2013年11月1日
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