|
Christian Astrology(以下CA)の結婚に関する項目について。 CAのp.305, l.3-5., p317, l.22-25 の箇所は、リセプションとは全く関係ありません。恋愛や結婚でどちらが相手を愛しているかを書いたものです。直接読めばすぐにわかります。ちなみにリセプションは中世のヨーロッパ以前からあるもので、基本的に天体の位置関係とディスポジターを考慮したものです。 結婚の場合第1ハウスのロードと第7ハウスのロードをまず最初に読みます。他の詳細はここでは触れません。 p.305, l.3-5では、Which love most, or desire it most のようにどちらが相手を愛しているのか、その原型を書いています。 The Lord of the seventh in the ascendant, the party desired loveth best: The Lord of the ascendant in the seventh, the Querent loveth best; … (CA. p.305 l.3-5.より引用) 質問者が自分の好きな人について鑑定を依頼していることを想定しますが、第7ハウスのロード(つまり、気になる相手)がアセンダントにあれば、相手が質問者のことが好きであり、アセンダントのロード(質問者)が第7ハウスにあれば、質問者が好きだ、ということをここでは書いています。 p317, l.22-25 はどうでしょうか。 Contrary to all the rules of the Ancients, I have ever found, that when the Lord of the seventh hath been in the ascendant, the querent hath loved most, and when the Lord of the ascendant was in the seventh, the quesited loved best. これを見苦しいですがベタで訳し、()内の補足を加えると次のようになります。 古代人のすべての規則に反して、私は過去に(次のものを)見つけたことがあります、第7ハウスのロードがアセンダントにあるとき、質問者が最も愛し、アセンダントのロードが第7ハウスにある時、質問の対象者が最高に愛していました。 この一文は、先のp.305のような古来からのルールに合致しないものに、リリー本人は過去の鑑定で遭遇したことがあるよ、ということを書いています。このp.317の文は、If a Marriage shall be perfected or no. という項目の中の一つに書かれているところがミソです。 私もp.317については、いくつか鑑定しています。そのいくつかは共依存の問題を抱えているケースです。私の場合、細かいですが、共依存は愛とは区別して鑑定しています。 この辺はストーカーの鑑定をしたことがあれば、いくらか参考になることがあります。 新規 2014年12月10日
この記事は、アメーバのブログにも掲載しました。 http://ameblo.jp/mizunyame/entry-11962629195.html |