ピックアップ鑑定 過去ログ 2013.1.4-2013.12.25

* 天文データ引用元:天体の位置・・・ソフトウェアPlacidus7.0 作者:Dr.Rumen Kolev
Placidus4.XX、5.XX、Parvusは、6.0と天体の位置などの基本情報は同じです。

2013年12月25日(水)16時00分掲載
木星と土星はだいたい20年に1度のペースで、同じ黄経値をとります。占星術では木星と土星の合を大会合(Great Conjunction)と呼んでいます。

より古い時代の占星術は、星がどのように見えるのかをより重視しました。木星と土星の大会合は歴史上は数え切れないほどあるわけですが、古代重視されたのはこの二つの天体が重なり合った時です。黄経だけでなく黄緯も同じ場合は、片方が手前の天体の陰に隠れるので光は一つ分で小さいですが、時間の経過でこれが少しずれて並んで見えるようになると強く光り輝くことになります。あるいは、黄経が同じで黄緯が僅差の場合は、2つが光ったまま近づきあるところでとても強く輝きだします。この強く光り輝く状態は、大会合中でも特別に影響力が大きいものとされました。

キリストが生まれた時、東方の3人の賢者は、西の空に強く光り輝く星を見たといいます。それが上述のような木星と土星の特別な大会合だと言われています。

木星と土星の組合せは、理想と忍耐の両方が試される出来事が起こりやすいです。個人だけでなく、社会的に広範囲に影響を及ぼす出来事が起こります。

25日の今日はクリスマスです。キリスト意識は、言葉で語りつくせるものではありませんが、その一部は、人に真の理想を伝えて、行き先を明るく照らし導くものと言えるでしょう。

2013年12月9日(水)23時50分掲載
8日日曜日に火星がてんびんに入りました。戦いを表す火星がバランスを表すサインに入ることで、例えば争うことについて一方を推し進めない傾向が生まれます。てんびんは金星の支配する場所なので火星は戦う影響力を弱めるでしょう。しかし、土星がさそりにあるので、強い力を持っているけれども時期が来るまで力を見せないことはあるでしょう。この天体の示すものは戦争とは限りません。自然災害に関与しやすいので、年末も来年も引き続き自然との共生が重要になるでしょう。

平和や心の調和を唱えるなら、人に対してではなくて、まずは自分自身が始めることが一番重要に違いありません。


2013年11月20日(水)3時30分掲載
幸運な天体で知られる金星と木星。この11月から来年の3月の初めまで、金星はやぎ、木星がかにで、約4カ月間に近づいたり離れたりしながらオポジットの位置にあります。

金星は11月5日にやぎに入り、12月22日の朝に28度で逆行開始、翌年2月1日早朝にやぎ13度で順行に戻り、3月6日6時10分頃みずがめ入りです。

木星は11月7日午後、かに20度で逆行開始、翌年3月6日20時6分頃かに10度で順行に戻ります。

どの天体の動きも多くのドラマを生みだしますが、この2天体もそうです。その一つだけを書くなら、木星の動きは、若い女性が何かを振り返り、別の視点で考える様や、やり直すこと、前を向いて歩きだす姿を、時々緊張感を持ちながら見守るかのような動きに見えます。成長の過程を見守り、励ます様子、他の天体のつながりから誰かを紹介する流れはまさに幸運の星ならではのものです。占断方法や占断日時によっては他の天体の動きが強く入り込むことがありますから、すべてが良いことばかりとは言えませんが、それでも心のあたたまる出来事が随所に表れやすいです。

2013年11月6日(水)14時20分掲載
6日の夜21時頃に、太陽と土星がさそり14度14分で合を完成します。1年に1度、この二つの天体は合になります。

太陽と土星の組合せは細胞の老化や動脈硬化と関連があります。老人や病人、デリケートな肉体を表します。健康面以外では、黙々と独りで働く人を表します。

私たちは地上に生まれて年を重ねますが、その中で肉体の老化を体験します。太陽と土星の組み合せは肉体の老化を表しても、心の老化は表しません。

人生は学びの場です。反省はあっても後悔の念にとらわれ過ぎず、その時々の最善を尽くすのが良いのだと思います。心はいつまでも若くありたいですね。

2013年10月25日(金)18時40分掲載
10月31日から11月1日の天体配置は、怒り、闘争や力、勇気、怪我、手術、エネルギー政策の転換期、機密情報保護、兵の再編、戦闘地域での革命的な出来事、暴動、平定、日本では汚染物資の配置と再処理に関連することが起こりやすいです。こうしたことはその前後の日程でも起こりやすいです。同じ天体配置は、彫刻や物づくり、絵画、技巧物、裁縫、鍼灸、義足や義手などの道具、外科、映画での特殊メイクなど数多くの分野でも変化を生みだします。発展する人や分野が多数あるのだと思います。

怒りという感情そのものは悪い感情ではありません。怒りの制御ができずに自分や周囲に害を与える場合は悪い影響を及ぼすので害悪となりますが、適切な怒りを状況に応じて適切に示すことは局面においては正しいことでしょう。考え方の違いはあっても、冷静に双方が話し合える場を用意し、より良い解決策や方向性を見出す事は大事なことに違いありありません。

2013年10月13日(火)16時00分掲載
9月29日にさそりに入った水星は、約2カ月間に土星と3回もさそりの中で合を完成させます。10/9、10/30、11/26です。

さそりの水星は、物事を深く探求する一方で、何かを追求する際にそのまま情報や言葉をさらけ出してしまう一面があるため、物議を醸す事があります。水星と土星の組合せは、考える人、哲学者、鈍い人、不誠実な人を表します。この時期は単なる哲学の話も出てきますが、何らかの利己的な悪意のある話や批判が表に出てくることがあります。心のあり方や、動機を見直す機会になりやすいです。

下記の占断結果について 2013.11.15.7:00
これは占星術を使ったものであって、大気の状態から読み取る気象予報とは異なります。あくまでも占星術によるものであって、天気予報ではありませんでのご了承ください。こういう追記をしないといけないのが日本の現在の法律ですね。この記事は例外として、今後も公開しているマンデン占星術の占断と同じように、占断のごく一部を簡略化して公表するようにしていきたいと思います。

2013年10月1日(火)16時10分掲載
少し先の12月ですが、信越・北陸方面は大雪になりそうです。突風や雷も起こるでしょう。登山やスキーを楽しむ人たちは天候には十分な注意が必要です。今年も除雪はたいへんです。屋根に注意が必要です。
↑このように書いたのですが、水の害が少々出ています。雪が降った場合に早く融けて水が沢山流れてくる傾向も出ています。2013.10.7.
10月下旬から11月末まで、ハイキングを楽しむ人たちは、服装と装備は十分なものが必要です。旅行会社は参加者に分け隔てなく、十分な配慮が必要です。

10月19日8時36分頃、日本では見られませんが月食があります。半影月食で全体的に少し暗くなるだけです。月食はおひつじ25度で、日本では第5ハウスに月がある状態です。日本の未来への希望に多少積極的になって良い暗示がありますが、一方で注意が出ています。政治家や内閣は、国民に気付かれないと思ってやっていることがある場合、内閣の真後ろでその言動を丸ごと見ている国民がいる状況を意識する必要があります。いとも簡単に露見するからです。同じことが個人についても言えます。反社会的な取引は露見しやすいです。

2013年9月13日(金)21時20分掲載
4月13日から逆行を続けていた冥王星は、21日に順行に戻ります。順行に戻った直後の同じ21日に、土星とセクスタイル(60度)を完成させます。土星はさそり8度59分、冥王星はやぎにあります。

土星と冥王星の組合せについて。
良い意味では、沢山の人が力を合わせて、偉業を成し遂げていくことや、深い研究をする科学者、隔離された場所で忍耐強く単独で研究する人たちを表します。ここには精神面や霊的な成長があります。

悪い意味では、利己主義や利己的な目的を表します。苦労して成し遂げた他人の仕事(成果)を横取りする人、暴力をふるう人、虐待などを表します。この利己主義は結局全てを失う破滅に繋がります。

個人も社会も、前進するためには利己主義と決別することです。

2013年9月4日(水)1時00分掲載
2011年の春分図で公開占断には書いてないのですが、種の誕生という印が実は出ています。これはデリケートな問題なので書きませんでしたが、その後日本の昆虫で新種が確認されました。実は2013年の春分図にも種の誕生、あるいは突然変異があります。10月になると過去にすでに水面下で起こっていたことが結果としてわかる状態で表に出てきやすいです。12月頃までに知られるようになるかもしれません。

占い好きを含めて、精神を神聖視する人は多いと思います。精神面の発達や霊的な成長は重要です。しかし同時に、精神が宿る肉体もまた神聖なものであっておろそかにしてはいけないものであろうかと思います。その物質的な部分で変容や新種が生じることで、私たちは環境や物質世界への関わりを再考することがあるでしょう。人間という種が、同種と他の地上の生命に責任を負っている部分です。

2013年8月28日(水)14時50分掲載
太陽と月は、人の目を表します。
男性の右目は太陽、左目は月。女性の右目は月、左目は太陽です。

古くから日食や月食は、社会や国家の動向、天変地異を読み取るのに利用されてきました。これは、トランスサタニアンが発見された現代でも変わらぬことです。

太陽と月は、個人の生活や仕事、健康、恋愛、運勢全般から集団や自然界のことまでも表す特別なものです。最も個人的なことから最も社会的なことまで表す天体と言えます。

2013年8月18日(日)17時10分掲載
私たち人間は、いろんな衝動を持っています。主要な衝動は出生図などに出ている事が多いです。

私たちは生きていればこそ経験を積み重ねますが、何らかの体験をした時に、これまで自分にはそんな衝動は決して湧きあがることはないと思っていたことでも、奥から湧きあがってくることがあります。良いことでも悪いことでも、そういうことがあります。その衝動が生じた時に、自分は本来はどちらに向かうのが望ましいのか内省、内観、あるいは瞑想することが大切です。

8月28日は、てんびんの金星とかにの木星が6:50過ぎにスクエアを完成した後、11時過ぎにかににあった火星がししに移動します。8月中旬から発生していた愛の衝動は、この時期にある形を作る傾向があります。この愛は、恋愛とは限りません。祖国や家族への思いも含まれます。人間にとって最も害のある妬み、恨み、嫉妬のような利己的な感情や衝動にどうやって自分が打ち勝っていくのか、その衝動に踊らない、苦悩しない自分を生みだす一つの機会でもあります。こういう機会は実は常にあるのですが、この時期の天体配置の中にも強く出ています。

2013年8月5日(月)16時45分掲載
胃腸の調子が悪い原因の中に、早食い、顎の不調、歯周病、虫歯、口腔内の発疹、雑菌(加熱不足)、冷えなどがあります。現在の天体配置は、こうした健康管理に留意すること、胃腸や腹部へのいたわりを推奨しています。

暑い季節だからこそ、今一度身近な日常から身体を大事にしていきたいものです。

2013年7月23日(火)11時35分掲載
今月は、かにの火星と木星、さそりの土星、うおの海王星、この3つがトラインを作りながら物事の動きに関与していました。一連の動きは、昨日22日夕方、火星と木星がかに5度54分で合になることで終わりました。しかし、これは始まりの印でもあります。

火星と木星は、事業の立ち上げ、宣伝、平滑筋、産声に関連します。
2天体が良く影響すると仕事、合意、契約、結婚などで成功を引き起こしやすいです。
悪く影響する場合でも、問題点が明確になり、空気が晴れる暗示があります。問題解決のための決断につながりやすいです。この2天体、発砲や爆発にも関連します。火の扱い、怒りのコントロールに留意しましょう。
* この火星と木星の影響は以前もピックアップ鑑定で同じものを掲載しています。

今日は午前3時15分にししの太陽とみずがめの月がオポジットになりました。満月です。いくつかが終わり、いくつかが安定的に動き出す暗示があります。男性的な積極的な動きが強いです。受容性や犠牲になる部分にも配慮しましょう。

この動きの中で、別れや断念、気持ちが塞ぐといった気落ちする流れが一部で生まれやすいです。私たちは心が乱れる時、他人の欠点ばかりが気になることがあります。しかし、本当の幸せや平安・喜びは自分の心の内から始まります。

2013年7月8日(月)21時30分掲載
8日14時過ぎに、2月19日から逆行していた土星が順行に戻りました。土星はゆっくりと順行し始めます。

18日木曜日2時過ぎに、かににある木星は土星とトラインになります。今、火星がふたごにあって、木星の背後から追いかけています。13日22時20分過ぎに火星はかに入りです。火星が木星に追いつく前に、木星は先に土星とトラインを完成します。

木星と土星が関与すると、理想が真のものか問う出来事が起こりやすいです。理想が確かなものであれば、火星が到来した際、迅速に的確な対応ができるというものです。火星は攻撃的なもの、闘争を表す一方で、勇気を表します。

自己実現のために、真に創造的な活動をすべく前進しましょう。

2013年6月23日(日)5時00分掲載
6月26日(水)10時37分頃に、木星はかに入りです。
木星は1年ほどかにに滞在します。
木星にとってかには、エグザルテーション(高揚)するところです。
これは幸運というより、良くも悪くも木星の影響力が強まるということです。

象徴的なことの一つは、乳がんに関連することです。予防や医療活動がより盛んになるでしょう。

木星はさそりの土星、うおの海王星とトラインです。このことから次のことが目立つようになります。
・肝臓と呼吸器の病気。肝臓病などで痩せること。
・過労の社会問題化。
・水害、過剰な湿度、戦争による住環境の劣化と健康問題。
・孤独。
・悲観的で人の成功や幸運を妬む心の問題。
・利己的で狭量、不安定。
・計画倒れと失望。

こうした兆候は、これまでの心持、言動、計画と実行について、改善点があることを知らせているものが多く含まれています。心持を含めて、何を生みだすのか、何を建設するのかの選択肢でもありましょう。

2013年6月13日(木)16時25分掲載
6月20日(木)1時10分頃に、太陽と木星はふたご28度32分で合を完成します。
その50分前に、月と土星はさそり5度6分で合を完成しています。

他の天体配置も考慮して書きますが、この日とその前後は、何かが合意に達するけれども、一部は感情には沿わないことがあるということを意味しています。これが我儘や利己的なものを諌める方向で働くこともあれば、そうならないこともあります。

また、この天体配置は、汚染物質や汚染水、あるいは単に貯水を巡って、二つの領域や組織が合意に達することを意味します。あるいは、二つの地域や組織が土砂災害や何らかの災害により影響を受け、合意や業務提携が先延ばしになることを意味します。他にも想定されることはありますが、いずれにしても交通網と緊急時の情報網の機能を事前に確認しておくことはたいへん有効です。

20日前後の合意ですが、不正や虚偽を含んでいるものは、露見しやすいです。

2013年6月3日(月)3時00分掲載
6月上旬は、本物か偽物か、グレーゾーンか、中途半端なものなのか、分野を問わず、見分ける力が試される出来事が多くなります。

現実と自分の勘違いの差を見る人もいます。それで幻滅することもあれば、早く気付いて良かったということもあるでしょう。

6月8日とその前後は要注意です。重要な本物の情報と、デマの両方が出やすいからです。社会の中で、私たち一人一人の良識や見識、直感力が求められます。誰かが苦境にあれば、周囲は迅速で的確な判断と援助をすることが必要になります。

恋愛面では情欲の関係だけが恋愛だと勘違いしている場合に、信頼関係の大切さ、自分らしさ、相手らしさの尊重が問題になりますが、その体験の機会が増えます。これは真の恋愛についての、重大な気付きの機会です。

2013年5月26日(日)20時50分掲載
木星は現在、ふたごの第3デカン(ふたご20度から終わりまで)にあります。
6月26日になると、木星はかにに移動します。
木星が高揚(エグザルテーション)する場所です。
社会的には婦人科検診やピンクリボン運動に関連した健康管理に注目が集まります。

かにの影響下にある国や都市では、木星以外の他の天体配置を考慮すると、軍拡だけでなく、大気汚染を拡大しながら、国内では天候問題、大雨、地下水、この他水に含まれる毒が問題になりやすいです。日本は、国内の水源を独自に守りながら海外と何らかの協力する必要が生じやすいです。(本来これはマンデン占星術のところに書くことですが、1ページに書きこむと膨大な量になるので、ここで時々触れています)。

木星はあと1カ月ほどふたごに位置します。ふたごで木星はデトリメントと言って影響力を弱めはしますが、木星はふたごとエレメントが合致しているので良い働き方もします。5月27日に水星と合、29日には金星と合です。知識人、プログラマ、政治家、弁護士、教育、映像、出版、執筆、漫画、スポーツ、遊興など、この他にも水星と木星が関連する分野の人に仕事や活動面で、木星は後押ししてくれるでしょう。29日は、木星と金星の合ですが、良い影響が出る人もいれば、贅沢のツケ(健康面)や反社会的な怠惰な言動のツケが出てくる人もいます。どんな状況であれ、今置かれた状況から最善を尽くすことが大事でしょう。

2013年5月16日(木)20時00分掲載
16日の早朝、水星はふたご入りしました。
ふたごの水星は、短期間に多くの実務をこなす素晴らしい能力を持っています。出生図の水星がふたごなら、この特性を元々持っています。水星がふたごにある今は、その力が特に発揮されるでしょう。水星は5月31日までふたごにあります。行政、実務、法律、執筆、その他水星に表される仕事をしている人の中には激務を体験する人が出てきます。健康に配慮しながら乗り切りましょう。

この水星の能力は、5月10日に金星がふたごに入った時から強く表れている人たちもいます。水星と金星が連携していますから、この期間に芸術関係や文章や言葉を扱う分野では、極めてすぐれた実力を発揮できた人もいるでしょう。

ふたごは、2面性や相反する2つの衝動など表します。ふたごの木星(6/26までふたご)は、あれもやりたいこれもやりたいと、やりたいことがたくさんになり、目標を絞り切るのが難しくなる一面があります。それが良いか悪いかは別にして、そういう体験をしやすいです。相反する衝動で苦慮する場合、誠の理想を自ら洞察して、望む衝動に自らを統合していくことが必要になることがあります。

2013年4月20日(土)0時15分掲載
土星は今年も来年もさそりにあります。
さそりの土星に対して、月に一度は月がオポジット(180度)になります。月にとっては自分が高揚(エグザルテーション)しているときに、自分が落ち込む(フォールになる)位置の土星と向き合うわけです。気持ちの面では不快感や孤独感、状況によっては対立、その他経済難や体調不良を表すことがあります。

4月22日から5月5日まで、土星とオポジットになる天体のリストです。
 4月22日16:42頃、金星と土星はオポジット。
 4月28日17:26頃、太陽と土星はオポジット。
 5月 1日14:11頃、火星と土星はオポジット。
 5月 5日20:11頃、水星と土星はオポジット。
孤独と愛、責任と無責任、病人のこと、高齢者やこれまで社会や家族に貢献してきた人のこと、困難、困難の打破、経験の機会、苦労する旅行、子供や若者の苦悩や苦労、家族の和と不和、誠実、不誠実、考えに欠く、よく考えてみる。これらのものやこれに類するものが関連しながら、私たちはこの時期を過ごすでしょう。さそりの土星は、難題を解決することと関連します。愛の実践に忍耐が必要なこともあれば、肉体を痛めつけないために我慢せずに自己愛を実践することも大事であろうと思います。

2013年4月1日(月)5時00分掲載
4月は新年度です。1日になって間もない深夜に、月と天王星がアスペクトを完成しました。リセットや再スタートの印です。(今回のアスペクトはトライン)。

同じ1日の朝7時13分、いての月はおひつじ11度21分の太陽とトラインを完成します。トラインの時、月はレモン型に見えますが、この太陽と月の位置関係は古くから縁起が良いとされています。今日とは言わず、今月は快活な気持ちで、希望や目的をもって新しい再スタートを踏み切りたいですね。

太陽と月、天王星と月の位置を、日本の春分図に重ねてみると、社会保障と税金の使い方で新しい方法が複数施行されることを意味していまして、事実と合致しています。

2013年3月18日(月)17時10分掲載
18日朝4時56分頃、うお5度37分で水星は逆行を終え、順行に戻りました。水星はうお3度の後半にあった海王星に近づいていましたが、合を完成しませんでした。

水星と海王星の組合せは、健康面では、感触や感覚の弱まり、神経の弱まりや麻痺などを表します。社会的には、俳優、騙す人、嘘をつく人を表します。

水星と海王星が良い影響を及ぼすなら、他の人とのメンタル面での繋がりを求めること、先に立って計画を実行する決意、精神面や霊的な気付きなどにつながります。胸騒ぎや予感につながることもあるでしょう。

悪い影響を及ぼすときは、無意識の中で混乱が生じ、自己欺瞞や現実性を欠いた見方、不適切な振る舞いでの失敗、内的な混乱など表します。

今年の岸入りは3月17日、中日は20日(春分の日)、彼岸明けは23日 です。ご先祖様や亡くなった魂に思いを寄せる期間です。水星はその光の届く範囲内にしっかりと海王星を捉えている期間と重なります。春分では国々が新しい一年の初日を迎えます。良いことも悪いことも含めて、自分をあるがままに見て、今ある状況から、出来る事をしていくことが大事なのだろうと思います。

2013年3月8日(金)15時00分掲載
3月10日12時28分頃、お昼頃ですが、水星と木星がスクエアを完成します。
水星はうお8度43分、木星はふたごに位置しています。

水星と木星の組合せは、仕事人、研究者、話し手などを表しますが、良い影響が出る場合その道での成功を意味します。悪く出ると、不誠実や怠慢、不器用さや虚偽により失敗することを意味します。

今週、水星は逆行しながら、4日に太陽と合、7日に金星と合、土星とトライン、冥王星とセクスタイルを形成しました。その際に何かやっているわけです。誠実に着実に頑張った人たちは、例えば10日か、各自のホロスコープに連動して例えば1週間先やもう少し先などに結果を手にします。

逆行が兎に角悪いという見方は古典占星術ではしないですね。ホロスコープを読んで考えて占断するからですが、占星術というのは、極めて現実的であり、精神的に豊かな情報をもたらすものです。読み手が経験の機会を生かす方向で情報を引き出せる事が重要です。良識的な心だけでなく、何よりも知識が不可欠です。

2013年2月15日(金)19時30分掲載
動きの遅い土星を見てみましょう。
土星は2月19日(火)2:33分頃にさそり11度31分で逆行に入ります。
土星は7月8日(月)まで逆行を続け、さそり4度49分まで戻ります。

逆行期間中は、何かを学ぶとか、調整する、見直す期間になることがあります。あるいは進行が遅くなるとか、突然進むこともあります。過去に体験したことをもっと理解する必要がある場合に、この逆行期間中にその出来事に向き合うことがあります。2012年の11月8-18日頃、土星はさそり4度にありました。その頃に何か思い当たる出来事があり、未消化であれば、向き合う必要があるということでしょう。他の天体は進行していく中で土星は逆行しますが、いくつかの新しい体験をしながら、過去の体験を振り返りつつ、大事なことを理解するような体験をする、ともいえます。

2013年2月2日(土)1時00分掲載
2日午前10:52頃、みずがめにあった火星はうおに移動します。
11時44分頃、みずがめに金星が移動します。
火星が隣の部屋に移動した後に、金星が入ってきます。

これまで、みずがめの火星とさそりの土星は互いに相手のサインにあったので、サインでみればスクエアの位置関係でも意思疎通がよかったです。その火星が場所を移動して今度は金星が入ってくるわけですが、この組み合わせ、男性と年下の女性の組み合わせを表示することが多いです。金星はさそりでデトリメント、影響力が弱くなりますが、エレメントの品位(トリプリシティ)はあるのでその点は良いです。諸々の良し悪しはまさにホロスコープによりますが、一つだけ言えるのは、人が自分の役割に責任をもって向き合うか否かが問われることです。

12月と1月に、木星が逆行中に激務に追われた人たちは多かったと思います。1月30日に木星は順行に戻ったので、いろんなことがほどよく滑り出す人も出てくるでしょう。その最中、金星と土星がスクエアになる頃、心に隙が出来やすいです。責任感と強い意思力で自分の行動を制御することが大事になるでしょう。

2013年1月4日(金)17時50分掲載
木星はふたごで逆行中です。昨年の10月4日、ふたご16度22分で逆行がはじまり、この1月30日20時32分頃にふたご6度19分で順行になります。

木星ふたごと言えば、肺の病を表します。この時期は、手洗いとうがい励行、保温と熟睡、笑顔を加えて免疫力を高めてお過ごしください。出生図に木星ふたごがある人が全員肺の病気になるわけではありませんので、ここでは季節病のような星が表す流行病の傾向として捉えていただきたいと思います。

昨年から、ダンボールなどの箱を壁際に積んでいる人たち、いませんか。中にはベッドの上に並べてしまった人もいると思います。天体配置にそういうものが出ているので書いているのですが、おそらくこの半年ほど部屋に荷物を積み続けた人の中には、春までに荷物を片付ける人が出てきます。いずれにせよ、あまり高く積み過ぎないように、寝床に箱を置くなどして睡眠妨害の道具にしないように、工夫してください。上の埃をちゃんと掃除しておきましょう。健康第一です。

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