ピックアップ鑑定 過去ログ 2018.1.3-2018.12.21

* 天文データ引用元:天体の位置・・・ソフトウェアPlacidus7.0 作者:Dr.Rumen Kolev
Placidus4.XX、5.XX、Parvusは、6.0と天体の位置などの基本情報は同じです。

2018年12月21日(金)14時40分掲載
12月22日は冬至です。一年で昼が最短で、冬至を境に昼は長くなっていきます。

物事の推移は季節の流れと似ています。始まり、安定、次の季節への移行です。

始まりは勢いがあります。種が芽吹くと速やかに成長し始めます。力強い素早さはおひつじ、かに、てんびん、やぎに太陽がある時期が該当します。

安定して成長する時期は、葉を広げ茎や幹は太くなります。じっくりと育つ時期の太陽は、おうし、しし、さそり、みずがめです。

収穫と終了、次の種まきの準備です。今の季節の終わりと次の季節の始まりの両方が混在します。太陽はふたご、おとめ、いて、うおです。

人は複数のことに関与するので、物事により季節のどの部分に相当するかは異なります。一年を通して起こる事について振り返ること、慌てずによく観察することは大切です。

2018年12月10日(月)14時40分掲載
12月3日にさそり入りした金星は、1月7日にいて入りです。

さそりは火星の支配するところで、火星は金星が影響力を強めるサインのうおで現在海王星と共にあります。金星と火星は影響し合っています。

さそりの金星には、強い魅力、情熱的な性分、自己制御と自由奔放の極みの間の動揺やためらい、恋愛では熱狂的、嫉妬、自分の生命力を浪費する傾向があります。不摂生から病気になる危険性があります。

現在の天体配置は、ホルモンのバランスの問題、性病の流行などを表してもいます。自分自身を大切にすることが安定した健康的な心身を作るのに不可欠です。

2018年12月1日(土)17時10分掲載
12月1日11時15分頃 金星てんびん29度9分で天王星とオポジット完成。
12月1日20時05分頃 水星逆行でさそり入り。

自分の本心、意図を見直す時期です。価値観、生きる理想と方向性を確認します。他人を基準に自分の生き方の根本を決める場合は、一旦停止が必要になることがあります。

まだよくわからないことが多い場合は、いろいろ学ぶと良いでしょう。

人生は学びの場。この世にはいろんな仕掛けが一杯あります。虚栄は多くの人間が引っ掛かります。日本の場合、標準的な生活をしている場合に、食品一つとっても大抵はたくさんある中から自分で選ぶことになります。何が自分に一番必要か、自分を把握しながら選びます。意識的に自分を知り、生かし、育てる場です。

2018年11月22日(木)15時50分掲載
粘り強さと執拗さ。

よい意味なら粘り強さは本人によく、評価も得られるかもしれません。

執拗さはどうでしょうか。執拗に本を読むならそれもよしですが、他人に執拗に付きまとうとなると話は違ってきます。

助言者として聞く耳を持ち、守秘義務を守り続けることは大切です。

しかし助言者として収入を得るために他人の秘密を執拗に嗅ぎまわる、相手が断っても公衆の面前で「さあ、相談に乗るぞ。皆の前で秘密を晒せ。」という場合、助言者としての役割は終わっています。執着で気になる相手に執拗に付きまとっているだけです。

理想や目的により、質も方向性も変化します。いつも主体的に建設的でありたいものです。

2018年11月12日(月)13時40分掲載
占星術を使った一般向けの占いで、今がチャンスだ!と書かれているものがあります。私もたまにこのピックアップ鑑定の中で書くことがあります。しかしそれに無理に合わせる必要はないし、例えば太陽と木星が合になる日に事を始めたから良いとも言えず、優秀な占い師ともいえません。人それぞれです。

好機は天体同士のアスペクトだけではありません。出生図で29度に重要な天体があれば、トランジットで29度にそれに連動する吉星が配置すればそこで好機到来となることはよくあります。トランジットがボイドだから何も起こらないというのは、多分何かの占断方法を一部読み間違えているか取り違えています。この他、トランジットと出生図の組み合わせのミッドポイント、ハウスカスプの関与で好機を捉えることもあります。

好機はいつも今ここにあります。今好機を捉える積み重ねの中にいることもあります。思考も感性も行動も創造的に、建設的にいきましょう。

2018年10月31日(水)4時45分掲載
本当のことを知りたくないとき、私たちは恐れます。

さそりに天体が集まると、回想、恐れ、騙すこと、毒のある考え、妬み、真実を知る事に関連した出来事が起こることがあります。

10月31日の午前中は太陽、水星、金星、木星がさそりにありますが、11月9日の午後には太陽だけさそりに残ります。

本当のことを知らない間の恐怖心を持続させるよりも、真実に向き合い、自分の感情を受け止め、対策を考えた方がきっと創造的です。毒のある考え方は真実の本質を見抜けません。偽りやごまかしがあるからです。真実を見抜いていきましょう。

2018年10月21日(日)23時45分掲載
自分らしく生きるのか、自分を偽って生きるのか。どちらがいいかといえば自分らしく生きることでしょう。その方が圧倒的に面白いです。

大切な人と不和になったとき、職場で難しい問題に直面しているとき、今ある状況から抜け出したいときなど、私たちは活路を見出そうとします。自分で考えてよい選択をすることなどあるでしょう。

十分考えた後にホロスコープを参考にすることもあるでしょう。いくらかの質問や情報を元に過去を具体的に読み、今の状況、今後の成り行きなど読み参考にすることがあります。有効な選択肢、改善点が出ていることもあります。

星の動きから物事が読み取れるのは、私たちが黙っていても重要な思いや行動、出来事がこの太陽系の運動のどこかに記録されるからです。この宇宙に無視されている人は一人もいません。後悔しない生き方をしたいものです。

2018年10月12日(金)19時20分掲載
心や体は、無理を続けると疲れ果ててしまうものです。

ご自分の心と体に疲れがないか確認してみましょう。疲れに気づけないほど疲れてしまうケースもあるからです。疲れていたら自分を慈しみ、いたわり、休ませ、栄養を与えましょう。

鑑定では、心身を酷使する環境から離れて別の場所で歩み出すことをお勧めするケースがあります。そういう型を持ったホロスコープがあります。自己鍛錬はとても大切なことですが、いじめるとか、ダメにしてしまうのはいけません。この見極めが大切だと思います。

2018年10月4日(木)17時20分掲載
天体の周期の中で私たちは暮らしています。
朝から晩までの一日、月の満ち欠けと一か月、太陽を周回する一年は周期です。
他の天体、恒星との関係でも周期があります。

一日単位で見ると時間は短く、できることはわずかです。
人の一生はどんなに長くても、地球の歴史で考えれば短いものです。

繰り返される日常の中で、どのように生きていくのか考えることが大切な時もあるでしょう。その中身は日常のちょっとした作業の改善かもしれないし、将来を見通した理想と計画かもしれません。案外それが「急がば回れ」のことがあります。

2018年9月25日(火)11時15分掲載
23日の秋分から10月末まで、バイオレントサインに天体が多いです。バイオレントサイン(おひつじ てんびん さそり やぎ みずがめ)とは凶意のある火星と土星が力を強めるところです。

災害、事故や怪我に注意です。不注意を避けます。必要な当たり前の注意や準備をして余分な心配をしないようにしましょう。

10月末まで、さそりには吉星の金星と木星があり、みずがめの火星とサインではスクエアです。この位置関係で金星と木星には火星の凶の作用を弱める働きがあるのですが、時々そうならないこともありますから、やはり油断せず日常から見直すことは大事でしょう。

サインのさそりは感情の深い部分に関与します。金星や木星が位置すると飲食過多になることがあります。日本は自分で飲食物を選ぶ機会が多いところです。本当に必要なものを選びましょう。心の面では感情に溺れないように、感情をしっかりと受けとめながら自ら主体的になることが大事です。他人にされたことより最終的に自分が何をするかの方がはるかに重要です。経験として自分に残るからです。

2018年9月15日(土)15時55分掲載
今年の日本の春分図は自然災害の多さを表しています。
23日は秋分で春分から半年になるので、備えの大切さに触れたいと思います。

今日から秋分までの約1週間は、備えを点検してできる範囲で改善することをお勧めしたいと思います。そして心置きなく日常生活を送ることが大切だと思います。

サイトの1年間の動向に掲載した春分図の鑑定は、読んだ情報を凝縮、割愛して小さくまとめたものです。今年の傾向ですが、春分、夏至、秋分、冬至を中心に社会情勢を含めて変化が起こりやすいです。もちろん他にも注意する時期は出てきます。

備えですが、こうした季節の節目の前にされることをお勧めします。理由はやはり天体の動きと天体配置です。備える、心づもりをしておく、健康管理をする、病気や怪我をしている場合はその状況を考慮し、ケアをすることを意識してより広い視野と心をもって備えることです。

私たちは生きていればこそ経験と成長の機会を得ます。地上に生まれてから生涯を終えるまでの旅が、より安全で豊かなものとなるよう願ってやみません。

2018年9月5日(水)0時10分掲載
4月18日に逆行を始めた土星は、9月6日19時30分過ぎに順行に戻ります。
9月4日から8日頃まではやぎ2度32分で留です。

天体が動く向きを変えるとき、情勢や状況、物事に変化が生じる傾向があります。急に変わることもあれば、ゆっくりと変化していくこともあります。

土星が順行に戻ると、これまで停滞していたことや、ゆっくり進めてきたことに変化が訪れることがあります。何か取り組みやすくなる人は出て来るでしょう。土星は動きの遅い天体なので、慌てずに状況やペースを見ながら進めていくことが大事です。

新築、改修、作り直しに土星は関与します。建造物だけではありません。私たちの肉体にも深く関与しています。何か大事なことに気づいたら、今あるところから一つずつ進めていくことが改善の鍵です。

2018年8月22日(水)23時50分掲載
8月23日13時10分頃、太陽はおとめに入ります。

おとめの太陽は、配慮があり勤勉、きちんとしています。正確で批判的な感覚があり、秩序立った精神があり、分析能力があります。幅広く勉強する方です。誠実で満足があります。正確さを求めるあまり間違いに対しては嫌悪感があります。時々好機を逃します。

健康面ですが、おとめ生まれに限定せず季節的に多くの人に該当するのは消化、腸の調整です。同じ姿勢で長時間仕事をすると、部分的に体の中の流れが悪くなります。腸や血管など該当します。時々体を動かすことを意識しましょう。腸の停滞は目にも影響するでしょう。長時間パソコンを見る習慣をやめ、時々目の休憩をとりましょう。

体の調整は腹痛や肩こり、頭痛の改善だけでなく心の疲れもほぐしてくれます。

2018年8月13日(月)15時50分掲載
8月13日12時10分頃、火星は逆行しながらやぎに移動しました。
火星は8月28日に28度36分で順行に戻ります。その後、9月11日に再びみずがめに戻ります。

今年の日本の春分図で火星だけに着目するなら、今日から火星がやぎにある間は、水害、土砂災害、湿気、乾燥、熱、火、雷、時々電力や電線、煙、噴煙、爆発、事故、地盤、急な気温の上昇と低下、カビに注意が必要です。健康面では、感染症、虫刺され、呼吸器、皮膚に少々注意が必要です。マダニなど注意対象になるでしょう。

火星は地形の変化と関連します。現在の動きは、山と野の間、動物と人間の境界になる区域が狭まっている問題とこの領域での地形の変化の問題を表しています。自然災害と自然界の動物との共生に関して暗示的です。

2018年8月3日(金)16時45分掲載
8月上旬の天体配置には、飲食物と健康について表示があります。

7日に太陽とさそりの木星がスクエアを完成します。この組み合わせは悪いものの摂取を表すことがあります。食中毒、食べ物の鮮度、安全性に注意しましょう。

美食が過ぎると、血液が汚れます。栄養不足も同様です。必要なものを組み合わせて食べましょう。太陽と木星の関係は、高血圧、血液の病に関連しています。

8日におうしの天王星が逆行への変化します。おうしは喉や首、下顎、下顎の歯と結びつくサインです。食について良い習慣を定着させていきましょう。

2018年7月23日(月)15時10分掲載
23日6時、太陽は本拠地のししに入りました。

ししの太陽の特徴です。自信に満ちています。うぬぼれがあり威張ることがあります。発展的なエネルギー、創造的、豊かな発想、組織構築力、リーダーシップが特徴的です。自分が持っている能力と実力、後継者、保護者を通して成功します。財産や所有のために努力します。

さて、運勢には波がつきものです。常に良い状態、常に悪い状態とは限りません。どちらかが長期間続くこともあるでしょうが、変化は生じるものです。こうした苦楽を共にできる人がいればそれも良しです。それこそが一緒に生きていくことでもあります。

今ある状態は過去の結果です。過去を分析し、問題点を洗い出し、改善点を見つけ、未来の目標を立てていくことは有益です。結局、今この瞬間が重要になります。自らの理想を見出して歩んでいきたいところです。

2018年7月14日(土)16時30分掲載
対人関係の問題の一つに人との距離感があります。
ある一線を越えると、人間関係が損なわれることはよくあるものです。

相手が一線を踏み越えて来ることもあれば、自分が相手に依存し過ぎて踏み越える場合もあるでしょう。他人への誤った依存の要因はいくつかありますが、例えば他人の目線でいつも自分を評価している場合、例えば自分のことに責任を持たない場合などあげられます。

具体的に一つ書くと、相手が断りを社会的に明言していても「わかっています。あなたのプライベートな時間に入っていますが、あなたがプライベートなお付き合いをしている時間でも私はあなたに連絡をとります」という意思表示を相手のプライベートな時間に伝えるのです。これは他人の目線を気にするのでいつも自分を見てください、という過度な依存心、執着心の表れです。一般的にストーカーと言います。

6月7月はオポジットが多かったです。太陽は7月後半ししに移動すると火星とオポジットになります。一線を越え続けていた人の中には、居場所を離れるか、重要な対人関係のいくつかが終わる人がいます。付きまといから付きまとわれる側になるケースもあるでしょう。自立は自分を守る上でとても大切です。独立でなく、自立です。

2018年7月2日(月)12時00分掲載
7月になりました。今年の後半開始です。

理想を表す木星がさそりにあり、11日に順行に戻ります。この影響で、まだ後半の目標は煮詰めている最中で固まっていない、という人もいることでしょう。ゆっくり煮詰めて良い結晶を作ってください。さそりといえば、雷火のサイン。火星と水星の影響で稲妻が走りひらめくかもしれません。

水星、火星、木星の動きより建設的批判について。

単なる破壊や攻撃のような自己満足型の批判ではなく、その後の成長、発展を考慮する建設的批判が現在生まれやすいです。批判の意図が重要なポイントです。

水星と火星の組み合わせは、思考力、計画の実現、議論、批判などの意味があります。ししの水星がみずがめの火星とオポジットを完成するのが5日夜20時45分頃です。ししとみずがめにスクエアをとるサインに現在木星があります。これが建設力を高めてくれます。火星の性急さがあるので、自分と人の理解と成長を忍耐強く見守ります。

2018年6月20日(水)15時45分掲載
6月21日19時6分頃太陽かに入り、夏至です。

かにの太陽には、豊かな感情や感受性があります。受容力に富み、理解力、夫婦愛や家庭的な愛、慈悲深さ、内気、心地よい愛が特徴的です。瞑想や内観のような自分自身をよく見つめる傾向があります。人生に浮き沈みのような変化があります。

みずがめ9度にある火星は現在動きが止まりそうなほど遅いです。27日朝5時10分過ぎに逆行に転じます。この時点で起きている問題の中には、状況が改善するものが出てきます。争いのあるところでは慎重さが必要です。短気に注意し、意図を把握します。自分の問題なら意図を見直しましょう。

27日22時30分頃、太陽と土星はオポジット、28日14時前、月やぎ6度で満月です。対人関係、外交では慎重さ、誠実さが求められます。鑑定上の技術的な仔細は書きませんが、お金の力で法廷闘争をする場合はこの時期は要注意です。自分で蒔いた種は後に必ず自分で刈り取ることになります。

2018年6月11日(月)12時15分掲載
幸運の象徴、木星の動きについて。

木星は現在さそり14度で逆行中、7月11日には13度20分で順行に戻ります。

ホロスコープで木星の位置や状態が悪い場合、ぬるま湯や悪い習慣から抜け出せない状態を表していることがあります。悪い習慣とは、摂取するものもそうですが、一見良さそうに見える平和の中に内在していることもあります。

古い習慣から抜け出す場合、火星や土星のように明確に厳しく破壊的な力が持ち込まれる方が苦しくてもたやすいことがあります。しかし木星の場合それができない難しさがあります。

木星の動きが変わる頃、ものの見方、考え方を改めやすいことがあります。別の視点で自らを見て、周囲を見渡すと改善点や好機が見えるかもしれません。今のうちに、アンテナを張ってみましょう。

2018年6月1日(金)14時10分掲載
6月1日23時を過ぎると、水星(ふたご)と火星(みずがめ)、金星(かに)と木星(さそり)がトラインを完成します。

水星と火星は、考えに力があること、計画の実行、批判、機知などを表します。この2つは化学物質、薬学とも結びつきます。

金星と木星は幸福、愛の喜び、成功、結婚などを表します。美食や過食、浪費とも結びつきます。

人間の心に共通した留意点を現在の天体配置から読むなら、自分の願望や意図が計画通り進むなら何かを生み出しますが、そこに利己的な貪欲さ、客観性の欠落があれば人間関係は続きません。自分を高めよう、成長しようという動機や意図があれば喜びを分かち合う関係があるでしょう。

幸運とは社会的成功や物質的な豊かさばかりではなく、そこに人と分かち合う喜び、内的な平安や愛があります。

2018年5月21日(月)14時10分掲載
脚、くるぶし、血液の循環などはサインみずがめの表すところです。現在火星とサウスノードがみずがめにありますので、この部位は大事にしたい一つになるでしょう。

膝、膝の皮膚と骨はサインやぎが表します。脚を表すこともありますがやぎは膝と膝の裏側によく関与します。現在、土星と冥王星がやぎにありますので、この部位もまた大事にしたいところの一つになります。冷えや乱暴な扱いには要注意です。

みずがめは宅内では窓に近い、床から離れたところです。家屋では屋根、ひさしの上、上階の部屋です。ベランダもまたみずがめの領域と言えるでしょう。下の階の住人にしたらひさしの上に相当します。

やぎは床や戸口の傍らを表します。そこが暗所なこともあります。

ベランダ、窓際、戸口などに火星や土星があるので、この領域の手入れや掃除はおそらく宅内の雰囲気や住人の心持をぐっと改善してくれるでしょう。脚のケアをしながら無理せずお掃除なさってください。

2018年5月7日(月)14時30分掲載
8日はみずがめで半月です。サウスノードを伴うので気持ちが表によく出て来ることがあります。気持ちにゆとりをもって対応すると良さそうです。

太陽と木星が9日9時40分頃にオポジットを完成します。おうしとさそり18度41分です。昇進、社会的成功、うぬぼれや傲慢さに起因する対立など起こりやすいです。過食、食中毒、不適節なものの摂取の暗示があるので注意しましょう。

今週は水星がおひつじの第3デカンに入りました。13日夜20時前に天王星と合です。発疹や発熱のある流行病、外国から来た昆虫や小型の生き物の類で季節的な変化の兆候です。流行病では免疫力を上げること、手洗い、歯磨き、うがい励行です。

16日は天王星のおうし入りです。古代からおうしの最初の領域は地震 風 霧と結びついています。84年に一度はこの位置に来る天王星ですが、日ごろからの安全確認と冷静な対処が大事です。

2018年4月23日(月)11時40分掲載
力の調整、力を抜くこと。

肩と関節は、夢解釈では責任を負う意識と関係しています。人には自分の責務があります。立場により責任の重さは異なります。自分の責任を他人に押し付けることは誤りですが、他人の責任を自分が背負う必要はありません。余分に背負えば無用に肩に力が入り負担になります。自分を客観視すると余分な荷を降ろせます。

夢解釈の関節の痛みや硬直は、自己批判が過ぎるということです。

3月6日水星おひつじ入り、3月18日火星やぎ入り、やぎにはその日から現在まで火星、土星、冥王星があり、冥王星は今日は逆行に転じます。力の入り過ぎ、力を抜くことなど起こりやすいです。過去に力を入れ過ぎた場合は、少し力を抜いてゆったりと調整しましょう。脱力があれば充電しましょう。

適度に力を抜くこと、本来の自分の荷を確認することは責任放棄ではなく、最善の対処です。

2018年4月10日(火)16時45分掲載
サウスノード(ここでは平均値)と天王星の移動について。

2017年4月の末にみずがめ入りしたサウスノードは今日は11度を移動中。2018年11月半ばにやぎに移動します。不調続きのみずがめゆかりの皆さんの中には、サウスノードの「何かが表れやすい」影響を受けている人たちがいます。アセンダントなどのアングル、太陽や月、他の天体がみずがめにある人たちはサウスノードの影響が出やすいです。ノードは蝕と連動するのでししの皆さんにも影響しますね。あと一息なので調整し、悪い点は改善して良いことに目を向けて頑張りましょう。

天王星は5月16日におうし入りです。今回は火星がみずがめ入りしてスクエアになるので世界の方々で変動が出やすいです。多くの人が気になるのは出生図との関係でしょう。天王星は黄道を約84年で一周します。天王星が一つ前のおひつじに入ったのは2010年5月28日です。おうしの天王星が出生図のどこにやってくるのかが一つの鍵です。考え方、物質の行先で方向転換が生じるケースがあります。経済では資金の流入に変化が生じる印の一つです。自分で出生図を読むもよし、プロに依頼するもよし、この機会に早めに鑑定でご確認ください。

2018年3月31日(土)1時00分掲載
3月31日3時前に月てんびん入り、14時前に金星おうし入りです。30日までの天体配置は全体的に土星や火星の影響が強い状態でした。おひつじに太陽、水星、金星、天王星、さそりに木星、やぎに火星、土星、冥王星が位置しているからです。

おうしに金星が入ることでこれまで変動しやすかったものの中には、落ち着きと不変性、誠実さが表れるものがあります。苛立ちが減り穏やかな心を保ちやすくなる人も出てきます。

人は毎日種を蒔いています。3月の天体配置は種がすぐ実るように慌てる傾向が見られましたが、金星のおうし入りは待つ心を養う手助けをしてくれそうです。土星と金星の連携もあり、成長を待つのです。時には責任感も必要になるでしょう。気づくとそこに自分の成長を見守る自分がいます。

人をただ攻撃するよりも、自分の中に平和を見出す方が人は幸せかもしれません。慌てることはありません。理想をもち、建設的であることです。

2018年3月20日(火)12時40分掲載
情勢の変化について。
天体が逆行や順行に転じる時に生じる留は、情勢の変化と関わることが知られています。3月23日水星おひつじ16度で逆行、4月28日土星やぎ9度、4月23日冥王星やぎ21度で逆行します。土星と冥王星はその日と前後に留が何日か生じます。この時に潮の流れが変わるように情勢が変化します。

逆行は悪い出来事と結びつける人が多いですが、時々嬉しいものを運んでくることがあります。見直す、やり直す、基盤づくりをして、再び同じ場所に天体が戻って順行で突き進んでいくときにうまくその波に乗っていくことなどあります。

主体的に建設的に生きること。自分の意図や目的が自分の真の理想に沿っていれば、生きる力となります。宿命的な体験はしかるべき時に経験することが重要で、そこに価値があります。本当に研磨されるからです。自分の持っているものを使い、今あるところから進みましょう。

2018年3月12日(月)12時10分掲載
理解と豊穣について。

考えること、脳を司る水星が、頭部を表すおひつじに入ったのが3月6日のこと。水星は3月23日から4月15日までおひつじ内で逆行し、5月13日おうしへと移動します。

水星と土星の組み合わせは経験の機会を表します。人は経験から学び成長します。鍛錬された人は事があると正確に対処して切り抜けていきます。未熟な場合、鍛錬されながら成長します。

理論だけでは理解できないことがあります。感情、性、だれもが持つ自己の男性性、女性性に絡んだ理解があります。この部分は豊穣に関与しています。

不満、怒り、後悔、苦悩、感謝、歓喜、勇気のような様々な思いを体験しますが、結局私たちは最後に、天の仕組みの中で生かされ成長していきます。過去の苦悩の根底にある天の意を理解すると、真の豊穣があります。

2018年3月1日(木)17時25分掲載
木星は現在さそり23度にあり、動きがたいへん遅いです。
このまま徐々に遅くなり、9日13:12頃 23度13分で逆行に転じます。木星の留は13日程度、2日から留、9日逆行に転じて16日には留が終わりいよいよ逆行が進みます。

留は個人でも社会でも情勢の変化と結びつく動きです。それが良いか悪いかはその場や状況によります。

木星は吉星とされていますが、良いことも悪いことも表します。他人の身辺や状況の仔細はわからないことが多いですが、それだけに無責任なことは言えず、人への配慮や心遣いは大事になると思います。人を理解するために、自分のことをもっと知ることなど大事なのでしょう。

2018年2月21日(水)13時23分掲載
蝕の周期の話です。

日蝕や月蝕は古代から天変地異や国の動向を読み取る予兆として占いに使われてきました。現在は天象を観測して占う方法と、ホロスコープを使って読み取る方法が古典占星術にはあります。

蝕には周期があり、ある箇所で起きた蝕がかなりの年月を経過してから同じ場所で起こることが知られています。歴史が繰り返すようにそこで本質的に類似した問題が起こることがあります。戦争や伝染病はその一つです。

蝕の周期の中には個人の人生に影響を与えるものがあります。すべての人とはいえませんが、影響を受ける人はいます。人は人生の階段を登っていきますが、一つの段に蝕の印があるとします。その先を登っていくとまた蝕の段があるのですが、登ってきたところを見ると螺旋階段の真下に前の蝕の段があるように見えることがあります。

2018年2月13日(火)12時00分掲載
11日日曜日に金星がうお入りしました。

うおの金星には、愛への憧れや切望があります。金星単体で見ると感情と性の生活になりやすいです。時折自己制御し難く誘惑されやすく、影響を受けやすいです。

恋愛だけに限定して書きます。金星は16日の日蝕直後に土星とセクスタイルを完成します。歳の差のカップルの誕生か、うおの金星とやぎの土星に象徴されるカップルが生まれやすいです。25日金星はいての火星とスクエア、ここでも恋の可能性があります。更に、3月1日はさそりの木星とトラインです。さそりでは影響力の少し弱まる金星なので、木星にリードされる傾向があります。上記日程より少し遅れて事が起こるケースは多いでしょう。

恋愛だけ書きましたが、対人関係でも和のチャンスがある時期です。
毎年春頃に金星は自分が元気づくうおに来ます。喜びがあります。

2018年2月1日(木)19時07分掲載
2月です。昨晩の月蝕中に水星がみずがめに入りました。
古代からみずがめは土星が支配する領域です。水星は真面目になりやすいです。

今現在、太陽と金星が同じみずがめにありますが、水星は伴う天体の影響を受けやすいことから太陽と金星の影響を受けます。物を形作る、創造的になる傾向が強まるでしょう。人を心配し、慈しみ、愛を考える傾向も出てきます。

どのような人でありたいか。自分の知性、理性、感情のすべてに矛盾のない理想や目的を何か一つ見つけたら、そこにすばらしい創造的な活動が生まれるでしょう。日常の目立たない作業、思い、どんな小さなささやかなこともすべてが創造的な活動です。建設的で愛に富んだものとなるでしょう。

2018年1月22日(月)15時10分掲載
26日金曜日に火星がいてに移動します。

自分が拠り所としている信念や信条が変化することがあります。こうでないと自分はやっていけないと思っていた習慣、それまで必要だった信念や信条が、ある時期に急に不要になることがあります。人生が次の段階に進む暗示でもあります。

新しく仕切り直して再出発するとき、すでに不要となったものを手放します。これは自らの中で不要なものを手放すことから始まります。

過去の悲しみを洗い流しましょう。できるだけ多くの、自分の中に残った悲しみを手放しましょう。またそうなるような力がこの世界の中で働くことを願ってやみません。

2018年1月11日(木)18時30分掲載
本日水星やぎ入りです。1月31日まで水星はやぎに滞在します。

一つ前のいての水星は、社会的なことや宗教的なことに結びつけて深く考える傾向を生み出しました。多方面に興味を持つため、エネルギーを散乱する危険性がありました。

やぎの水星は目的と意図を自覚する傾向があります。集中、専念、徹底的、耐性、忍耐、論理的、人生を厳格に見る傾向があります。難題を解決します。メランコリー、熟練、巧妙、悪賢い、自分の実力での成功、経済的、節約、備えなどを表します。野心や大志はあらゆる活動の原動力になります。

自分の目的と意図を自覚したら、歩みだすのに良い時期ともいえるでしょう。いかなる過去があろうとも、今あるところから進みます。そこに本当の意味と価値があります。

2018年1月3日(水)17時55分掲載
このところさそりに火星と木星、やぎに太陽、金星、土星、冥王星があります。
さそりは火星、やぎは土星と火星が強まるところです。

月は3日16時10分過ぎにししに入りました。月は5日までししです。ししは野生のサインです。野生のサインはフェラルともいいます。

水星は11日までいてに滞在します。3日に第3デカンに入りました。いて全体は木星が支配していますが、終わりの方に野生の性質があります。そこは火星と土星が強いからです。ケンタウロスの絵を見ると一目瞭然です。

天王星はおひつじ、海王星はうおです。順に火星、木星が支配しています。

現在、火星、木星、土星が支配的なところに天体が集まっています。基礎作り、準備、作り続けるような作業に結びつきやすい組み合わせです。家庭、社会、どこにいても鍛錬される傾向があります。

準備が整うと、それができるように流れが変わります。

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