内容紹介: 参考情報 2011年6月16日掲載 「占星術の起源」p.37.「天体とハウス」について補足情報です。 著者の個人のブログ、2011年6月11日をご参照ください。記事は3つです。 訂正情報 訂正情報1:p.23.サインと方位。詳細はここをクリック 訂正情報2:p.49.図9 天球と地平線 (天の北極)を削除してください。記載のないものが正しいです。 訂正情報3:p.131 2011.12.17記載 欄外の下から2行目 前537年 の記載を 前539年 に訂正致します。 新バビロニアは、紀元前539年にキュロス王に無血入場されて滅んでいます。 この訂正は、参考文献の情報に沿ったものです。 なお、一部の歴史関連の文献では前537年との記載があります。 「占星術の起源」の天文データについて(2013年8月24日記載) 占星術の起源で紀元前の天文データを掲載していますがこれには私自身のデータの作成に一つ問題がありました。ソフトウェアには問題はありません。 何かというと、BC1290年のデータは、ソフトウェアで設定して表記されるものですが、実際の暦では1年ずれています。正確にはBC1289年のデータです。紀元前のデータについてのみ、編集時すべて1年加算すべきものでした。現状、シリウスと太陽の位置については基本的に問題はなく、本文の趣旨も変わるものではありませんが、他の惑星や月の位置が1年分ずれることは間違いありません。この点はお詫び申し上げます。 なぜこのようなことになったのかといいますと、天文ソフトの中には、0年という暦上存在しない年度を表示するものがあります。Placidusもその一つです。0年は-1年でBC1年と変換して使うのが望ましいです。ちなみに私の手元にあるSolar Fire 4 の場合、0年を自動的に-1年と表記しています。 どちらのソフトウェアも問題はないです。著書については私自身がデータを修正して使うべきであったというのが結論です。 ちなみに冥王星の位置ですが、その軌道と運動の特性から、計算では正確に求めきれないものがあることは知られています。このため観測が重要なわけです。ソフトウェアによってデータが大きく異なるのは、何といってもこの冥王星です。ソフトウェアで使用するアルゴリズムによって冥王星の位置に相違が出るのは仕方なし、です。 古天文のデータですが、ソフトウェアで計算したものと一次資料(当時の遺跡や発掘品)に書かれているデータが合致するかどうかが問題です。ソフトウェアでこのように出てるから、ということだけで当時こうだったとは断言できません。このため古天文に関与しつつ古代史を調べる人は、基本的に一次資料を調べている人が多いです。その意味で、私の場合、ソフトウェアでの設定問題について修正点はあったものの、太陽とシリウスや他の恒星については主要部分で何ら問題はなかったので、私は書籍については、現状のまま販売しています * 追記2013.8.26. * * 上記内容については誰からも問い合わせを受けたことはありません。 * 元年について、Solar Fire と Placidusのような違いがあることは、本を書き始めた時から知っていました。いくつかの情報を元にして、最終的にソフトウェアに記載されている年をあえて記載した経緯があります。 ● 購入方法 スターメディアか、Amazon.co.jpで購入できます。 1. スターメディアで購入される場合、書籍のページの下方をご参照の上、ご購入ください。 2. アマゾンではカード払いで購入できます。(← Amazonにリンク) 「占星術の起源」の情報はhttp://www.books.or.jp/でもご確認いただけます。 検索用語 Seti Decan デーカン デーク 天井 天体
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